オランダワーキングホリデー情報局

オランダでのワーキングホリデー(2021-2022)の情報基地。毎年200人行っているはずなのに全員地球からログアウトしたのか、情報が少ないので立ち上げました。

【決定事項なんてないよ】

オランダに住んでいる人(30歳・♀)が送る限りなく異世界オランダ日記。

 

 

【全然働きたくない】

 

オランダで家賃の代わりにホステルにて住み込みで働いている。

 

現在オーナー夫婦が二週間のバケーションに出かけているが、引き続きミーティングや夕食会などの行事は行われている。

 

ミーティングはいつも木曜のランチタイムに行われているが、オーナーの予定によって水曜日になったりする。

 

今週はコロコロ予定を変える張本人がいなかったので木曜開催だった。

 

いつもはオーナーが気になっていることを小言のように羅列するだけだが、今週は違った。

 

「私の友達は週30ユーロ食費をもらってホステルで働いてるんだって」

 

「じゃあ15ユーロは少なすぎるね」

 

「上げてもらおうよ」

 

「住み込みメンバーが少ないよね」

 

「もう一部屋住み込み用に作ればいいのに」

 

「週5、25時間とか多過ぎ」

 

「8人くらいで回したいよ」

 

「あと清掃は2人じゃなくて4はほしい」

 

「実際は30時間いってるもんね」

 

「キッチンのシンクはまだ直ってないの?」

 

「壊れてるものが多すぎる」

 

「最初にもらったルールブックと現実に差がありまくりよね」

 

書ききれない量の愚痴だった。

 

特に異論はないが、一つ驚いたことがある。

 

既存のルールをぶっ壊し新しいルールを作る旨だ。

 

 

私の中でルールとは、壊すものではなく守るものだった。

 

いい子ちゃん。

 

優等生。

 

そんな言葉が好きな私は、ルールを守る以外思いつかなかった。

 

破ってもいいのだ。

 

おかしいと思ったらおかしいと伝えていいのだ。

 

今回のミーティングは発見だった。

 

だって週に30ユーロ欲しいもの。

 

15ユーロじゃ食費が足りない。

 

さて、口が達者でケチなオーナーの前で来週私たちは何を伝えるのか。

 

見ものだ。