【Netflix:とんでもカオス!リアル「プロジェクトX」がオランダすぎたので感想を書く】
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【オランダ怪人紀行 151】
オランダの病院で働く日記。
飴と鞭を使い分けるなんてこの人には意味をなさない。
巨大食洗機が一カ月ほど壊れている間、チームリーダーたちは従業員にアイスを無料で配っていた。
自腹なのか会社持ちなのか盗んでいたのか定かではない。
一つ確実なことは、支払いの際に使っているパスが大学病院のパスで、あれさえ使えば食堂のものは何でも無料になるらしいことだった。
無料アイス週間が続いたところでマシンの調整が完了し、再稼働できることになった。
もちろんアイスもなくなった。
かと思いきや、アイスと並行して行われていた"好きなドリンク飲んでいいよ"は続行された。
これはランチタイムに不定期に行われていたもので、支払いは魔法のパスだった。
マシンが稼働しているある日、モーゼス(ナイジェリア人)とミゲル(イタリア人)の会話が聞こえてきた。
モーゼス「俺のアイスはどこ?」
ミゲル「はあん?なんつった?スーパー行って買ってきてあげようか?
最寄りのスーパークソ遠いから10分はかかるけど!」
リーダーたちからの詫びアイスに飼い慣らされたモーゼスは何でもない日にミゲルにアイスをせびっていた。
ミゲル「聞いてた?モーゼスがアイス寄越せだって!」
私「行ってらっしゃい」
アレクサンダー「僕のもよろしくね」
リーダーをパシリに使えるいい環境だ。
【オランダ怪人紀行 150】
オランダの病院で働く日記。
先日、久しぶりにメキシコ人シェフに会った。
どうも彼は0アワーコントラクト(日本でいうバイト)らしく、働いている時間が他のシェフより少ない。
名前をいまだに覚えられないシェフなのでここではメキシコとさせて頂く。
ポーショネーリングルームで久しぶりに彼を見かけた。
メキシコ「はーい」
私「あ!めっちゃ久しぶり」
メキシコ「久しぶりだね」
私「最近は小児病院が多いの?あんまり見かけない」
メキシコ「うーんまぁそうかな」
私「へぇー」
メキシコ「お腹ぺったんこだね。子供もう産んだの?」
私「は?」
こいつジトン(産休の中国人)と俺を間違えてやがるな!
メキシコはサッと顔色を変えた。
私の反応を見て、秒で気付いたのだろう。
メキシコ「それ違う中国人か」
私「違う子だわ!」
そもそも、俺中国人じゃね〜!!
それを言い忘れてしまった。
メキシコに次回会うのはいつなのだろう。
また一カ月くらい空きそうである。