オランダワーキングホリデー情報局

オランダでのワーキングホリデー(2021-2022)の情報基地。毎年200人行っているはずなのに全員地球からログアウトしたのか、情報が少ないので立ち上げました。

【発明じゃないの】

オランダに住んでいる人(30歳・♀)が送る限りなく異世界オランダ日記。

 

 

【見つけちゃった】

 

オランダの都市部にて、郊外に住む友達曰く”そこにはオランダ語話者の仕事しかない”と言われながらぬくぬくと暮らしている。

 

本日、スーパーで発明を見つけた。

 

そもそもオランダのスーパーは、セルフレジが去年導入されたばかりのスーパーに通っていた私からしてみれば、発明だらけだ。

 

スーツケースのように棒を伸ばしてガラガラ引けるカゴも、入り口の液晶で”スタート”ボタンを押して受け取る手動バーコードスキャナーもそうだ。

 

前者は牛乳など重たいものを買ってもレジまでするする運べるし、カートのようにかさばらない。

 

後者は、最後にセルフレジでスキャナーを読み取って所定の場所に戻すだけで、支払いが完了できる。

 

レジ台にて、自分でいちいち読み取らなくていい、カゴの中でレジが完結しているのだ。

 

買い物がしやすくて、また来たくなるように考えられているスーパーなのでよく寄ってしまう。

 

策略にはまっていると言えよう。

 

しかし、スーパーって、馴染みのものばかり手に取ってはいないだろうか。

 

コンビニのように毎週火曜に新商品が入ってくるのとは訳が違う。

 

いつもの棚にいつもの商品が並んでいる。

 

オランダでスーパーの商品がガラッと変わるのは月一回程度だ。

 

その月一回を心待ちにするのもいいが、自分でもっと楽しめないだろうか。

 

なんせ時期はロックダウンだ。

 

まだ外で大手を振って遊べない。

 

私はスーパーで遊び始めた。

 

”絶対買うもののない棚に一回行ってみる”

 

この日私は、ヨーグルトの棚に向かった。

 

ヨーグルトはよく食べるが、普段は食べ切るのに2〜3日かかりそうな大容量ゾーンにしか行かない。

 

少食の私でも「少なくね?」と思うほど少量で少し高価なヨーグルトが並ぶ棚に面と向かってみたのだ。

 

見つけた。

 

普段なら絶対に手を伸ばさないものを、見つけた。

 

それはかわいらしい犬のイラストが描かれたパッケージで、

 

いちご味と書いてあった。

 

なんだろう。

 

ヨーグルトのコーナーにあるからいちごヨーグルトなのだろうが、なんせクーリッシュのパッケージに入っている。

 

ひょっとしたらアイスの可能性がある。

 

ドッグフードでないことを祈りレジに向かった。

 

結果、パウチに入った飲むヨーグルトだった。

 

なるほど、飲むヨーグルトを吸って飲むのか。

 

味は甘すぎず、私の口に合った。

 

ちょうどヨーグルトをすくって食べることに飽きていたので、今後は飲むに方向転換しようかと考えている。

 

今後も”行かない棚に行ってみる”旅は継続して行う予定だ。