オランダワーキングホリデー情報局

オランダでのワーキングホリデー(2021-2022)の情報基地。毎年200人行っているはずなのに全員地球からログアウトしたのか、情報が少ないので立ち上げました。最近はオランダの病院で働くブログ。

【猫派犬派】

オランダに住んでいる人(30歳・♀)が送る限りなく異世界オランダ日記。

 

 

 

【世界猫歩きは俺たちに刺さる】

 

 

昨夜、私が住み込みで働くホステルのロビーに犬がいた。

 

はて、ペット持ち込み禁止だったはずだが?

 

大きめのブルドックの出現に戸惑った。

 

私の前を歩く同僚のインド人P氏も「かわいい子だね」とは言いながら同じ気持ちだったらしい。

 

P「ロビーに犬いたよね?」

 

同僚のフランス人「いた。」

 

P「誰のか知ってる?」

 

フランス人「知らない」

 

私「知らないの!?」

 

彼は確か今、時間帯責任者のはずだ。

 

そういえば、先程ロビーでくつろぐオーナーを見た、オーナーが許可しているのなら問題ないだろう。

 

しかし犬嫌いの人からすると、リードなしでロビーをうろうろする犬は、野犬と変わりないだろう。

 

 

 

先日の昼食の時、私がニヤニヤしながら携帯を見つめていると、レセプションスタッフに声をかけられたことがある。

 

「ちょっとー、何見て笑ってんの?」

 

私は、日本にいるペットの猫だと告げた。

 

「猫かぁ。私は犬の方が好きだな」

 

黙って聞いていたスペイン人のAちゃんも同意した。

 

「私も犬好き!かわいいよね〜」

 

猫好きが大手を振って歩く日本。

 

ここでは逆転の現象が発生している。

 

決して「家では猫の肉球を怒られない程度にプニプニしたり、腹に鼻を埋めて匂いを嗅いでいた」などと告白してはいけない。

 

きっと今度から昼食時に無視される。

 

私「駐車場に来る野良猫知ってる?あの子もかわいいよね!」

 

レセプションスタッフは顔を曇らせた。

 

「あの猫はエサを漁りに来るからね」

 

めちゃくちゃかわいいではないか。

 

ちゅーるをあげたい。

 

ちゅーるはこっちのスーパーになかったから、高級缶詰でもいい。とにかく、カリカリじゃなくてウェットフードをあげたい。

 

それから話は変わり、日本なら鉄板の盛り上がりを見せる猫トークは終わりを迎えた。

 

世界猫歩きはどうやら、ここではメインカルチャーではないらしい。