オランダワーキングホリデー情報局

オランダでのワーキングホリデー(2021-2022)の情報基地。毎年200人行っているはずなのに全員地球からログアウトしたのか、情報が少ないので立ち上げました。

【ハッパ吸ったとてテンション上がらんわ】

オランダに住んでいる人(30歳・♀)が送る限りなく異世界オランダ日記。

 

 

【ハッパ?子供かよ?】

 

オランダのホステルにて胃を痛めながら住み込みで働いている。

 

先日オーナーと飲む機会があり、その際に「ああ、だよね」と腑に落ちる話を聞いた。

 

オランダでは大麻が吸えるものがコーヒショップで、吸えないものがカフェと呼ばれる。

 

私は以前「この後コーヒーショップ行くの?」とカフェと間違えて聞いたことがある。

 

笑いながら「僕は吸わないよ」と返された。

 

オーナーはティーンエイジャーで大麻を始めたが、その当時でも年五回あれば多いほう。

 

今は年二回吸う機会があるかないかだという。

 

「みんなで集まった時が多いよね。でも正直気持ち良くなくて、だから吸った後しんどいだけなの。健康に良くないでしょ?だから好きじゃないんだわ」

 

オーナーは40オーバーなので体への負担が大きいのだろうか?

 

しかし、この意見はまあまあよく聞く主流の考え方だ。

 

他のオランダ人にも聞いたことがあるが、大麻ティーンの頃に、悪いものに憧れて始めて、そのうち子供だなと気づいて止める人が多いのだそうだ。

 

正確にいうと"大麻やってる奴はおこちゃま"という風潮がある。

 

そういう風潮だから、影でこそこそ吸っている人もいるかもしれない。

 

そう言った理由でコーヒーショップはオランダらしい窓ではないのかもしれない。

 

オランダらしい窓とは、通りに面している家でもリビングがまるまる見えるクリアな仕様だ。

 

彼らはあるのだろうがカーテンを引かない。

 

家の中のこだわった家具たちを見て!といった様子だ。

 

よくあるのは窓のところに犬や猫が日向ぼっこしている光景だ。めちゃくちゃかわいい。

 

ところがコーヒーショップは中が薄暗い、外から誰がいるかを見ることができないのだ。

 

匿名性と背徳感。

 

私はどっちでもいいと思っている。

 

これから吸う機会があろうがなかろうが、どっちでもいい。

 

30歳までなかった習慣が、努力なしに身につくことはないのだから。