オランダに住んでいる人(30歳・♀)が送る限りなく異世界オランダ日記。
【珍しくおこです】
オランダの住宅街にて、大好きな番組が終了してしゅんとしている。
私は自分の小ささがたまに嫌になる。
先日はそれを久々に思い出した。
友人の友人は、英語を一切喋らない。
私はそれを敵意と捉えている。
一度も”英語で喋ってほしいな、何喋ってるか分かりたいから”と言ったことはない。
だが、5人が私に合わせて英語で話す中で、一人だけぺらぺらとオランダ語で喋られるとどうしてもそう考えてしまう。
先日、またその友人の集まりに参加する機会があった。
相変わらず彼女はオランダ語で突き通しそうだったので、今回は挨拶だけでさっさとお別れすることにした。
つまり、開始5分で家に帰ったのだ。
帰った後、その集まりに誘ってくれた友人に誤解を招かないように言っておいた。
「最初に会った時から、彼女は英語を喋らないから今後は会わないと思う」
少し驚いた表情の彼は、おそらく私に言われるまで気づかなかったのだろう。
せっかく出来た友達の輪だが、貼り付けた笑みでニコニコ笑うことを私は心地よく思わない。
そんな時間があるなら家に帰ってYouTubeが観たほうがよっぽど有意義だ。
”語学を勉強中”は語学を勉強したことのある人にしか分からない中途半端な位置づけだ。
すんなり分かる時もあるし、全く分からない時もある。
分からない時をフォローしてくれる人と、私は友達になりたい。
分かるだろうを突き通す輩に用はない。