【鍵無くした!財布落とした!オランダでやるべきたった一つのこと】
オランダの路上で落とし物をした時にどこに連絡すればいいかをお伝えしていきます。
- 【ウェブサイトで検索】
- 【verlorenofgevondenになかった場合】
- 【登録完了後にできること】
- 【鍵を落とした場合】
- 【落とし物を探すポイント】
- 【見つかった例:その自転車、盗難されていないかもよ】
- 【落とし物が掲載されていたらすること】
- 【まとめ】
【ウェブサイトで検索】
verlorenofgevonden=”落とし物または拾得物”というだいぶ直接的な名前のサイトにアクセスします。
オランダのほとんどの州が参加している落とし物掲載サイトです。
毎日更新されるので、落とした日から数週間は目を通しておいた方がいいでしょう。
Utrechtのような大都会になると毎日30件以上更新されるので気づいたらスクロールの魔界に迷い込みます。気をつけてください。戻ってきて。
【verlorenofgevondenになかった場合】
自分で落とし物を登録できます。
身分証や、記名済みのOVチップカード、家の鍵は盗難防止のためにサイトに掲載されません。
そのため、記名式カードや鍵を落とした場合はサイトに登録して連絡を待つ必要があります。
トップページから登録する、ボタンを押して登録ページに進みます。
拾得物か、遺失物かボタンが出てくるので"Verloren”の方を押します。
次に落とした場所を聞かれます。
落とし物の管理はオランダでは警察ではなく、自治体です。
ここで落とした場所を選択すると各自治体の登録ページに飛ばされると思いますので、飛んで行った先で登録を完了します。
【登録完了後にできること】
ひたすら祈る。
いいえ、それ以外にもあります。
【鍵を落とした場合】
先ほども述べた通り、鍵は防犯の観点からサイトには掲載されません。
自治体の管理なので、警察にも収集されません。
どこにあるか。
市役所の受付に集まっています。まじか。
私は勤務地周辺か、自宅周辺のどちらで落としたかが分かりませんでした。
なので二つの州の市役所に訪れました。
一つは前日に「明日鍵を確認しに行っていい?」と連絡を入れて。
もう一方はアポ無しで向かいました。
鍵の確認は市役所の予約受付ページにはなかったので、直接来所で対応してもらいましょう。
「鍵の確認していい?」と聞くと「いいよー」と言って受付の下の方から箱を出してくれます。
お道具箱みたいなサイズの箱に入った鍵がずらっと自分の目の前に並べられるので、あるかどうか確認しましょう。
なかったら、私と同じです。
報告くだされば私が精一杯慰めます。
甘いもんでも買って帰りましょう。
【落とし物を探すポイント】
受付の人曰く、日にちが経ってから届けられることも多いので、1週間は開けて確認しにくるようにとのことでした。
確かに、みんな忙しいからね。
落とし物を市役所に届けなければいけないってことは仕事終わりかオフの日に行かないといけないからね。
少し日にちを空けて、週末を挟んで確認しにいくといいかもしれません。
【見つかった例:その自転車、盗難されていないかもよ】
verlorenofgevondenを見ているとほとんどの掲載物が自転車です。
一生自転車を買う気が無くなるほど毎日更新されています。
駅前や道端に長期間放置されている自転車は回収され、3ヶ月間掲載されているそうです。知らなかった。
私は自分の鍵を探す最中、チャリをパクられた友人のことを思い出しました。
確か駅前に2週間置いてたらパクられたって言ってたけど、ひょっとしてここにあるんじゃないのか。
メーカーを聞き、確か赤色だったよな、と検索して「これじゃね?」と見せたところまさにそれでした。
あっさり見つかった。
パクられてなかった。
自治体の作業員が定期的に駅を駐輪しやすいようにしているだけだった。
存在しないパクリ野郎を恨む必要がなくなりました。
【落とし物が掲載されていたらすること】
もしも自分の落とし物を発見したら、"meer informatie"をクリックして詳細を確認しましょう。
落とし物が保管されている住所もしくは連絡先が表示されるはずなので、連絡して受け取りの日にちを伝えましょう。
上記のように駐輪禁止の場所に駐輪していた場合は、”違法駐輪”として罰金を払わなければいけない場合があります(画像の場合は25ユーロ)
イラつくことに罰金の支払い方法もきちんと書いてあるので、併せて読んでおきましょう。
【まとめ】
落とし物ポータルサイト、眺めるの癖になりそう!