オランダワーキングホリデー情報局

オランダでのワーキングホリデー(2021-2022)の情報基地。毎年200人行っているはずなのに全員地球からログアウトしたのか、情報が少ないので立ち上げました。最近はオランダの病院で働くブログ。

【EUROユーロ 2024ドイツ予選】スタジアム現地観戦レポ【オリンピアシュタディオンベルリン情報】

首都ベルリンのオリンピアシュタディオンがあまりに素晴らしいスタジアムだったので、スタジアムの情報と共にEUROの雰囲気を綴ります。

 

 

【観戦した試合】

2024/6/25 18:00KO オランダvsオーストリアです。

 

オランダサポとして観戦しました。

 

結果は聞かないでください。

 

 

【アクセス方法】


最寄駅はUバーンならOlympia-stadion駅。

 

SバーンならOlympiastadion駅です。

 

EUROは信じられない量の人が訪れるので入場ゲートによって使用駅が決められていました。

 

Aゲートの方はUバーンで。

 

Bゲートの方はSバーンで。

 

おすすめされていた、ではありません。例外は認めません。ここら辺にドイツらしさを感じますね。

 

通常、Uバーンは乗り放題チケットやヨーロッパ周遊パス(Interrailパス)に含まれていないことが多いので、もしスタジアムに観光で訪れる際はSバーンの利用をお勧めします。

 

駅から徒歩2分と圧倒的に近いですからね。

 

しかし、はっきり申し上げて入場すればAゲートもBゲートも行き来自由だったのでスタジアムの反対側にはいけない、などの通行規制はなかったです。

 

あくまで駅の混雑緩和のためにお客さんを分けたかったようです。

 

 

 

【駅〜スタジアム間の商店は許可取ってない系なので要注意】

駅〜スタジアム間ではさまざまなサッカーに興味はないけど儲けたい人が出没します。

 

  • 顔にペイントをする人
  • ペットボトルを回収している人
  • 缶ビールを売る人
  • アンオフィシャルグッズを売る人

 

全てアンオフィシャル商売人なのでよく見極めて買い物しましょう。

 

オフィシャル店舗(出店料などを払っていそうな豪華な屋台とオフィシャルグッズ屋台)はスタジアム前にあるので、駅周辺で焦って買い物しなくても問題ないです。

 

余談ですが、アンオフィシャル商売人とオフィシャル店舗を見分ける秘訣は現金決済のみかどうかです。

 

アンオフィシャル商売人は高確率でクレカ決済の機械を持っていません。

 

 

 

【入場方法】

 

スタジアムには2つの入り口があり、AとBに分かれています。

 

座席に近い方の入り口がチケット券面に印字されていたので対象のゲートに向かいます。

 

観光で訪れる際は、上記のAゲートから入るとオリンピックのロゴをスタジアムの正面から眺めることができるのでオススメです!

 

残念ながらその正面からの美しい写真は私が写っているものしかなかったので載せられませんが、美しいのでわざわざゲート前に行って撮影の価値ありです。

 

 

因みにドイツで大人気のeスクーター(電動キックボード)はスタジアム周辺への乗り入れが禁止されていましたが、eスクーターで来ている人はちらほらいました。

 

スタジアムの目の前にある駐輪場もそこまで混み合っていなかったです。

 

公共交通機関で来る方が多かったのでしょう。そりゃそうだ、オランダとオーストリアなんだから。地元民はドイツの試合に行くさ。

 

 

 

【⚠️入場時はBluetoothをオンにする】

通常のブンデスリーガでここまでのシステムがあるかどうかは不明ですが、EUROはスマホBluetoothをオンにした状態で入場しました。

 

さすがUEFA主催試合。

 

入場は4段階もチェックがあるので、早めの到着が吉です。

 

  1. Bluetoothオンの状態で係員の人にチケットをアクティベートしてもらう
  2. ゲートにQRコードをかざして入場
  3. ボディチェック
  4. カバンの中身チェック

 

2〜4はエールディビジでもありますが、1のアクティベートが初体験だったので新鮮でした。

 

正直、早すぎて何がスマホ上で行われているのか全く分かりませんでした。

 

個人情報をサッとスライドで抜かれていたらどうしよう。

 

こういう些細なことから人は陰謀論者になるのでしょうかね。あんまりYouTube見すぎるなよ。

 

 

 

【持ち込み禁止物】

 

持ち込み禁止物はエールディビジに比べてめちゃくちゃ多かったです。

 

チケットを購入された方は、試合日前に2回も持ち込み禁止物に関してお知らせのメールが来るので目を通しておきましょう。

 

なんかルール変わったのかと思って読んだら一緒やんけ、と思ったなんて言えません。

 

私は3回目がきたとしても読んでいたことでしょう。

 

だって心配性だから!

 

大会によって持ち込み禁止物も変わると思うので、2024大会の一例を挙げておきます。

 

  • ペットボトルや水筒などの飲み物
  • 食べ物
  • ヘルメット
  • 人種差別のメッセージが書かれたもの
  • 花火
  • 発煙筒
  • 一眼レフなどのレンズ付きカメラ(プロフェッショナルカメラ)


誰が持って来んの?っていうものも書く、それがUEFAです。

 

 

 

【持ち込み可能なもの】

 

  • モバイルバッテリー

>>事前のメールにはスマホより大きなサイズは不可です、と書いてありましたがスマホの倍くらい大きいバッテリーでも持ち込めました。そこまでみんなチェックする余裕はないようです。

 

  • 折り畳み傘

>>完全に折りたためるなら持ち込み可能だそうです。上記のメールにも記載があります。

 

  • 熱意

>>あればあるだけいいです。スタジアムには「普段何をされてる方なの」と思うくらい凝った仮装の派手な人がいます。

さぁ、思う存分代表カラーに染まりましょう!

 

え?熱意って仮装に反映されるもんじゃないの?

 

 

 

【トイレって並ぶの?】

 

案外並びません。

 

頻尿なので5、6回トイレに行きましたが、女性トイレに関しては一回も並びませんでした。

 

頻尿が最も嫌いなものそれはイベントの長蛇のトイレ列ですよね。あとは全然トイレに行かない友人もそこそこ嫌いかな。

 

スタジアム前の広場にも仮設トイレが数え切れないくらい出ていましたし、スタジアム内の女性トイレも一箇所に15個くらいありました。

 

もちろんハーフタイムは並びますが、ATのうちに席を立てば並ぶことはないでしょう。

 

知らんけど。

 

 

 

【スタジアムの物価って高いの?】

 

愚問。

 

高いに決まってんだろ。

 

と言いたいところですがオランダとそんなに変わらなかったです。

 

オランダは1ビール多分7ユーロですカップ代含←カップを返すと2ユーロ戻ってきます)

 

ホットドックは6ユーロしてオランダより高かったですが、サイズも大きかったのでとんとんでした。

 

写真はグミの屋台です。

 

オランダで見たことないのでテンションが上がって撮りました。

 

当日は暑かったのであまり並んでいなかったですが、もっと寒ければ子供達に大人気なんでしょうね。

 

 

 

【スタグル一覧】

 

前述の項目から、全て入場後の話です。

 

すごいですよね、だってオランダのスタジアムは入場したら最後簡単な売店と冷えた座席しかありません。

 

簡単だから私はメニューが全部言えます。

 

コーラ、スプライト、アイスティーグリーン、アイスティスパークリング、ショコメル、コーヒー、紅茶、チップス、チョコレート。

 

ところがオリンピアシュタディオンベルリンは、入場した後に原っぱが広がっていてそこにわんさか屋台が出ていました。

 

ヨーロッパのスタジアムにもスタグルってあったんですね!!!!????

 

オランダが教えてくれなかったことだわ!!!!!

 

冷静になって、売っていたもの一覧です。

 

 

まじでスタグルじゃん・・・!

 

それぞれ独立した屋台なので混雑はあまりしていませんでした。

 

暑かったからプレッツェルはあんまり人気がなさそうだったな。

 

 

 

【EURO限定:企業ブースがすごすぎて引いた】


めっかわ。

 

EUROという一大イベントだからこそ、スポンサーの企業ブースが出ていました。

 

それも6個くらい。

 

ありえない。

 

ここはコンペ会場なのか?

 

 

こちらはお姉さんが段ボール箱を開けた瞬間私のような乞食が群がって手に取ったLidlの無料サングラスです。

 

穴が気持ち悪くて最高ですね。

 

Lidlはスーパーマーケットなので食品も無料で提供していました。

 

 

フルーツカップ

 

天才かよ!

 

夏の始まりと呼ばれるくらい暑い日だったので染み渡りました。生き返るぅ。

 

 

 

 

こちらはAlipayのうちわとタトゥーです。

 

うわ、これ昨日欲しかったな・・・。

 

因みにこのような巨大スポンサーブースは他会場(ハンブルグ)にはなかったです。

 

ベルリンのような大きなスタジアム限定の可能性があります。

 

 

 

【スタジアムの雰囲気】

 

予選最終節だったので、一瞬物々しい雰囲気になった瞬間もありましたが、基本的に穏やかでした。

 

ノックアウトステージになるとまた違うのでしょうね。

 

私の前の席のオランダサポのおじさんはオランダが得点したら、通路にいる全員とハイタッチするために駆けて行き、二度と戻ってきませんでした。

 

嘘です。ちゃんと10分後くらいに戻ってきました。それにしても随分いなかったな。

 

あとは上段のサポさんがジャンプしたらビールが友人の背中にかかりました。

 

これはEUROだけでなくスタジアムにつきものの事故ですよね。事故っていうかもう日常の光景ですよね。

 

しかし、さすがEURO!選ばれし高いチケットを買った猛者ども!俺以外全員金持ち!

 

「なんか飲む?」とビールこぼしおじさんは私の友人に尋ねていました。

 

まじか。そんな人見たことねぇ。

 

エールディビジは観客全員ビールシャワーやったことあるのでかけてしまった相手の気遣いなんか皆無です。それともオーストリア人が優しいのか。

 

 

 

【ドイツまでDBで行く場合の注意点】

こちらの記事で詳しく紹介していますのでよろしければどうぞ。

 

ringchangdutch.hatenablog.com

 

 

【まとめ】


交通費もホテル代もかわいくなかったけど、”行ってよかった!”

 

この一言に尽きます。

 

スタジアムに着く前の街からわくわくしました。

 

オレンジの集団、オレンジのシャツ、オレンジの帽子、オレンジの顔。

 

赤色の集団、赤色のマフラータオル、赤色の国旗、赤色の髪。

 

誰にとっても特別な日だった。

 

帰り道、後ろのオランダサポが言っていました。

 

「結果は振るわなかったけど、スタジアムは最高だったな」「それな」「雰囲気もな」

 

というわけで迷っているならEURO、行くしかないべ!!!!!!!!!!

 

そのうち皆が一番気になるチケットの買い方を書きますのでまた読んでいただければ幸いです。