オランダワーキングホリデー情報局

オランダでのワーキングホリデー(2021-2022)の情報基地。毎年200人行っているはずなのに全員地球からログアウトしたのか、情報が少ないので立ち上げました。最近はオランダの病院で働くブログ。

【紅茶はギフトじゃない】

オランダに住んでいる人(30歳・♀)が送る限りなく異世界オランダ日記。

 

 

【ショッピング当たりの回】

 

オランダの住宅街にて、あまりにも静かなので日本にいた頃の救急車のサイレンやパトカーのサイレン、日曜の朝だけ来る軍歌の黒ワゴンが懐かしくなっている。

 

先日、ギフトショップに足を運んだ。

 

そのお店はアムステルダムにある。

 

ストリートに面したお店で、通りがかるたびマメにディスプレイを変えており気になっていた。

 

友達への紅茶と、自分へ水筒が見つかれば良いなと敷居をまたいだ。

 

結果、紅茶はなかった。

 

日本であればクッキーや紅茶が並んでいるスペースが全てガーデニング用品だったのだ。

 

右も左もおしゃれなガーデニング用品。

 

庭の大きい家が多いオランダでは、ガーデニングが人気だ。

 

私の知り合いも一人、ガーデニングが趣味でクリスマスプレゼントに大人も入れるサイズの植木鉢をもらって喜んでいた人がいる。

 

それを見た時私は「人間が入ってサザエさんのタマごっこが出来そう」と思ったが、説明するのがややこしかったので口にするのはやめておいた。

 

私は生まれも育ちもマンションだ。

 

幼少の頃移り住んだ3軒のうち1軒は、ベランダすらない物件だった。

 

庭に花を植える、は絵本の中の出来事だった。

 

今もまだ鉢植えには興味がない。

 

広大なガーデニング売り場を素通りして、雑貨コーナーに足を運んだ。

 

私はここで海外に来たのだなと感じた。

 

コーナーの一角が”和”だったのだ。

 

猫のポーチ、猫のリユースカイロ、猫のマグカップ

 

日本製の何かは全て猫製でもあった。

 

その中から、まねき猫の水筒を入手した。

 

まねき猫を水筒にしようという発想はなかった、イギリス製だ。

 

首を外すと飲み口が現れる不吉な仕様だが、置くだけで福が訪れると信じている。