オランダワーキングホリデー情報局

オランダでのワーキングホリデー(2021-2022)の情報基地。毎年200人行っているはずなのに全員地球からログアウトしたのか、情報が少ないので立ち上げました。最近はオランダの病院で働くブログ。

【オランダの病院で働いている 3】

【オランダの病院で働いている 3】

 

オランダ最大級の病院の食堂で働く日記。

 

「まずはイタリアまで車で突っ切って、アルバニアに行って、マケドニアにも行く予定なんだ。行ったことないから想像つかないよ」

 

昼休憩の際、同僚が座るテーブルから楽しそうなバケーションの計画が聞こえてきた。

 

喋っているのはベアー。オランダ語でも英語でもクマという名前の青年だ。

 

「なんで動物と同じ名前なの?」「ネグレクト?」「クマってオランダ語で特別な意味があるの?」

 

とは、初対面の際に気後れして聞けなかったが実際のところクマのぬいぐるみのように愛されキャラである。

 

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【オランダの病院で働いている 2】

【オランダの病院で働いている 2】

 

オランダの病院の食堂で働く日記。

 

職場にはズヴェッタという40代で初めて海外に出稼ぎに来た冒険者がいる。

 

彼女はこの職場で4人目のマケドニア人で、ここで長らく働いているディマスカの紹介で母国からこの食堂目掛けて出国してきた。

 

マケドニアはとにかく貧乏な国で、自国で勉強しても自国で稼げない。自国の大学を出ても海外では通用しない。

 

そんな思いから高校生の息子さんを海外の大学に進学させるためにお金が必要なのだそうだ。息子さんは現在親族が面倒を見ているらしい。

 

ここまでの情報はズヴェッタと一度話したことがある人なら誰でも知っている。

 

そう、彼女は頭の先から足の先まで口でできているお喋りなのだ。

 

ズヴェッタ「あんた何で出勤してるのさ」

 

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【オランダの病院で働いてるけど医者じゃない】女子あるある

【オランダの病院で働いてるけど医者じゃない:1】

オランダの病院で働く私の日記。

 

彼女は休憩中必ず誰かと一緒に座りたがる。この職場一のおしゃべりなのだから当然のことだ。

 

彼女ことズヴェッタは今日も私と同じ丸テーブルに腰掛けて早々、口にした。

 

「私今日から四日間泣きたい気分」

 

はい?なんで?

 

「生理前になると気分が落ち込むの、それがぴったり四日間でさ」

 

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