【オランダ観光地ガイドブック vol.13】Kunsthal KAdE(KAdEアートギャラリー)
ガイドブック動物園編がひと段落したので今度は美術館の紹介を進めていきます。
オランダは美術館大国です。
今世までに終わるかな、という量が待っています。
動物園シリーズ、アクセス数不動の一位はこちらから⇩
- 【オランダ観光地ガイドブック vol.13】Kunsthal KAdE(KAdEアートギャラリー)
- 【KAdEアートギャラリーってどこ?】
- 【KAdEアートギャラリーの動画紹介】
- 【KAdEアートギャラリーの入館料】
- 【おすすめの訪問日】
- 【おすすめ観覧ルート】
- 【KAdEだけ!オススメポイント】
- 【必ず寄りたい体験コーナー】
- 【私が訪れた企画展】
- 【まとめ】
【KAdEアートギャラリーってどこ?】
Amersfoortにあります。
美術館は市の施設と併設されており、駅から向かって手前側が図書館、奥が美術館です。
この入り口が非常に分かりにくい・・・。
入って本の匂いがしたらそれは図書館です。引き返してください。
【KAdEアートギャラリーの動画紹介】
館内は天井が高く、開放感があります。
それを伝えたくて動画を探していたら、”なんかずっと観ちゃうんだけど”というものが見つかったので共有させていただきました。
見ちゃう。
【KAdEアートギャラリーの入館料】
- 大人:15ユーロ
- 18歳まで:無料
- ミュージアムカード利用可能
太っ腹ぁ!!
なんと18歳まで無料でした。
ひょっとしたらオランダの美術館共通ルールかもしれないのであんまり大きい声で言わないでおきました。
チケットはオフィシャルサイトから事前に日付指定で購入可能です。
【おすすめの訪問日】
平日です。
理由は天まで届きそうなくらい開放感のある美術館なので人が写り込まない綺麗な写真が撮れるからです。
え、土日休みなの?
じゃあ土日に行ってもいいよ。
(((何様)))
【おすすめ観覧ルート】
館内には順路を示す矢印がありません。
どこから見てもいいですよ、ということなんですけど初めて行ったら確実に迷います。
「あ、こいつ迷ってんな」と思ったら学芸員の方がスーッと近づいてきてくれることもあります。
はずい。聞けない。オランダ語で話しかけられたらどうしよう。
というシャイな読者諸君には、私から秘伝のルートを伝授しましょう。
秘伝のソースみたいに言うな。
2階(入り口からまっすぐ進む:右手の大階段を降りない)→突き当たりの狭い階段で1階へ
↑このルートをオススメします!
そして帰りは一階から大階段を使って帰りましょう。
出口は入口のすぐ隣なので、来た道を戻ります。
入ってすぐ右手に見える大階段を降りがちなのですが、それだと2階の展示を見逃してしまうので一旦沈着冷静に。
2階に滞在してください。
↑2階の細い通路にも展示があるのでお見逃しなく!
こんな感じで展示されています。
ってこれピングーのトラウマ回やないか!
まさかここで再会するなんて。
前回観たのはニコニコ(コメ付き)とか言えない。
※”睡眠”に関する企画展だったので、アニメに出てくる睡眠にまつわるエピソードを放映していました。
【KAdEだけ!オススメポイント】
エリアごとに木枠の通路があるのですが、振り返ると空間自体が作品のような写真が撮影できます。
かっこいい!
なんだか、私が作った作品みたい!
という錯覚に落ち入れるのでおすすめです。
【必ず寄りたい体験コーナー】
1階には体験コーナーもあります。
今回は”今朝起きた時間を書きましょう”でした。
ぶら下がっているペンで私も時刻を書きました。
休みだったから9:00っと。
早起きに対する底なしの怒りが伝わってくるイラストと、時計の概念をぶち破る書き方に感動しました。
上段右みたいな人がのり塩ポテチチョコレート味を作るんだよな。
【私が訪れた企画展】
”Slaap!"
直訳:”寝ろ!”
実際に寝られる作品(ベッド)もありました。
潔癖症を発揮して無事に寝転ぶことができませんでした。
観て、触れて楽しむ展示のほかに聴く展示もありました。
それがこのサミュエルLジャクソン朗読の大人のための絵本。
”Go the fXXk to Sleep”
意訳:”寝ろよまじで”
寝かしつけに絵本を読んでも子供が全く寝てくれない大人の心情を描いた本です。
”猫は子猫の隣で丸くなっています。羊は寝転んでいます。早く寝ろよマジで”
”お前が喉が渇いていないのは知っている。よせよ嘘つくのはよ。早く寝てくださいお願いします本当に”
このような悪態が永遠にも思えるほどの5分間続きます。
この展示に出会えてよかった。美術館にいるのにむっちゃ笑いました。
皆さんも是非サミュエルLジャクソンに怒られてください。
【まとめ】
入り口も分かりにくいし館内ルートも分かりにくいけど、
観るだけではない体感型展示の多さが魅力的です!