【ポルノグラフィティ限界オタクだった私が自分に課していた鉄槌のようなマイルール:ライブ編】
限界オタク・・・オタクの中でも、推しへの愛情や熱量が限界に達しており、そのために言動が痛々しく、人間としても限界を迎えてしまった究極のオタク。人間を卒業してしまったといっても過言ではない。 【出典:大限界(2023)】
初参戦のむらっさき(5th Anniversary Special Live PURPLE'S)から星球みたいなライブに魅せられ、気付けばいつの間にか多ステが当然になっていた私の推し活のルールを紹介したい。
※現在はライブの鬼軍曹を卒業しており以下のルールから解放されて楽しんでします。ご心配なく。
- 【ポルノグラフィティ限界オタクだった私が自分に課していた鉄槌のようなマイルール:ライブ編】
- 【ライブ前:行けそうな日程は全部エントリする】
- 【ライブ前:ローソンで叫ばないように家に帰ってから席を見る】
- 【ライブ前:会場でドリンクを買わない】
- 【ライブ前:ポカリを買う】
- 【モニターに映ってもいいようにキメ顔で待機する】
- 【気合いを示したいので暗転したら速攻立ち上がる】
- 【クラップをするときは腕を全伸ばしする】
- 【曲が終わってから気持ちを表現する】
- 【MC中は盛大に笑う】
- 【トイレは我慢しない】
- 【銀テープは隣近所で分ける】
- 【ジャンプを促されたら足が棒になるくらい跳ねる】
- 【生声の時は一瞬死ぬ】
- 【ライブ後:忘れ物はないか確認する】
- 【ライブ後:アンケートは裏までびっしり埋める】
- 【まとめ】
【ライブ前:行けそうな日程は全部エントリする】
義務です。
残高は関係ない。
それが廃課金ユーザー(当時は自覚なし)の任務なのです。
当時は会報と同時にライブの日程がすべて印刷された”おしらせ”が届いていました。
ピンクだとか黄色だとかそれとなくツアーカラーに寄せたチラシに、エントリ方法であるとか開始日がすべて印刷されていました。
このおしらせを無くしたら一巻の終わり、通称”一巻お知らせ”
ライブの日程表はちょうど蛍光マーカーで引けるような文字の大きさでした。
ビーッと思いっきりエントリする日をマーカーしてエントリ日を今か今かとそわそわしながら待つ。
至福の時間でしたね。
9th Live Circuit ポルノグラフィティがやってきたを例に見てみましょう。
2007/11/26 (月) 新木場STUDIO COAST (東京都)
2007/11/27 (火) 新木場STUDIO COAST (東京都)
2007/12/02 (日) Zepp Sendai (宮城県)
2007/12/03 (月) Zepp Sendai (宮城県)
2007/12/05 (水) Zepp Sendai (宮城県)
2007/12/06 (木) Zepp Sendai (宮城県)
2007/12/10 (月) Zepp Osaka (大阪府)
2007/12/11 (火) Zepp Osaka (大阪府)
2007/12/13 (木) Zepp Osaka (大阪府)
2007/12/14 (金) Zepp Osaka (大阪府)
2007/12/16 (日) BAY5 SQUARE (高知県)
2007/12/17 (月) BAY5 SQUARE (高知県)
2007/12/24 (月) 広島CLUB QUATTRO (広島県)
2007/12/25 (火) 広島CLUB QUATTRO (広島県)
2007/12/27 (木) 横浜BLITZ (神奈川県)
2007/12/28 (金) 横浜BLITZ (神奈川県)
2008/01/07 (月) Zepp Sapporo (北海道)
2008/01/08 (火) Zepp Sapporo (北海道)
2008/01/10 (木) Zepp Sapporo (北海道)
2008/01/11 (金) Zepp Sapporo (北海道)
2008/01/15 (火) Zepp Fukuoka (福岡県)
2008/01/16 (水) Zepp Fukuoka (福岡県)
2008/01/18 (金) Zepp Fukuoka (福岡県)
2008/01/19 (土) Zepp Fukuoka (福岡県)
2008/01/22 (火) Zepp Nagoya (愛知県)
2008/01/23 (水) Zepp Nagoya (愛知県)
2008/01/25 (金) Zepp Nagoya (愛知県)
2008/01/26 (土) Zepp Nagoya (愛知県)
2008/01/29 (火) Zepp Tokyo (東京都)
2008/01/30 (水) Zepp Tokyo (東京都)
2008/02/01 (金) Zepp Tokyo (東京都)
2008/02/02 (土) Zepp Tokyo (東京都)
2008/02/14 (木) 市川市文化会館 (千葉県)
2008/02/20 (水) 富山市芸術文化ホール オーバード・ホール (富山県)
2008/02/22 (金) 京都会館 第一ホール (京都府)
2008/02/27 (水) 宮崎市民文化ホール (宮崎県)
2008/02/29 (金) 佐賀市文化会館 (佐賀県)
2008/03/02 (日) iichiko総合文化センター グランシアタ (大分県)
赤がエントリしたものです。
エントリだけの話なので重課金ユーザーばりにエントリしました。
結果、取れたのは以下の2公演だけです。
2007/12/11 (火) Zepp Osaka (大阪府)
2008/01/07 (月) Zepp Sapporo (北海道)
しょっぺぇ〜〜〜〜〜!!
だからライブハウスは多めに申し込むに限るね。
【ライブ前:ローソンで叫ばないように家に帰ってから席を見る】
当時は当選確定後、すぐに入金。
コンビニで入金すると、すぐにチケットが手に入りました。
違ったっけ?そうだったよね?
ええ、もう何列目かが見れてしまうのです。
神席なのか?天井席なのか?
それがコンビニで渡される時点で見えてしまうのです。
近所のローソンで発券した後、徒歩2分の家まで
絶対にチケットを見ないように気をつけていました。
さもないとローソンの店内で叫んでしまう。
限界オタクはポルノしか生き甲斐がない。
限界オタクであることは自覚していなかったけど、店内で雄叫びを上げることはあまり褒められたものではないと自覚がありました。
奇声を上げていいのはライブだけ!
というわけでローソンで席を確認しないマイルールがありました。
【ライブ前:会場でドリンクを買わない】
自販機で買うと高いし、高確率で売り切れているからです。
ここに来て普通のことを言い始めたぞ。
ワイルドだろう?
【ライブ前:ポカリを買う】
2006年ポルノグラフィティはx回目のポカリスエットのCMソングを担当しました。
一回目はファンじゃなかったからいつか知らない。嘘。めっちゃ知ってる。Mアワとサウダージ。
違法アップロードで観た。
ハネウマライダーのヒットと共にファンにある習慣が爆誕しました。
ライブのお供にポカリを買うという習慣が。
2006年を境にポカリだけ会場の自販機で売り切れているという事案が発生。
解放区(因島・横浜ロマンスポルノ'24 ~解放区~)でも会場近辺のコンビニにポカリだけない事象を観測しました。
私は2024年の時点で普通にいろはすとか買っております、安いから。
冷めたこと言うなよって?ケチだから仕方ないんだ。
まだこのマイルールを実行している人は多そうですね。
【モニターに映ってもいいようにキメ顔で待機する】
スタジアムライブやアリーナツアーの際には高確率で開演前に客席とコミュニケーションを取ろうとする厄介者が現れます。
間違えた、客いじりをして気分を上げてくれる素敵なナビゲーターがモニターに現れます。
フラッディとか土木工事くんですね。ツチキコウジくんだよ。ドボクコウジじゃないよ。
こちら北海道は札幌。本日のLIVE会場北海きたえーるには、雪が積もっています。さて私、土木工事(ツチキコウジ)は今回、一緒にツアーを廻っていますが、私もライヴナビゲーターの一員であることに気付いておりましたか?立ち入り禁止の看板ではないので、ぜひ一緒に写真を撮ってくれたら嬉しいです。 pic.twitter.com/gvMIWP0j0o
— ポルノグラフィティ 公式 (@pg_koushiki) 2018年12月22日
ところで土木工事くんはさりげなくXにも再登場していて、この固い文章が私は大好物です。
ああ、すごい脱線した。
客席を舐めるカメラがたまに、スマホをしかめっ面で見つめるファンを映し出します。
やめろよ。
ポルノが見てるかもしれないだろ。
私は自分の美貌を知らしめるためにいつも脅しにも見える笑顔で待機していました。
そのおかげで一回も抜かれたことはありません。
スイッチャーは性格悪いから間抜けヅラが欲しいんだろうな。
抜かれたくない人は逆に準備万端のキメ顔で待機するといいでしょう。
【気合いを示したいので暗転したら速攻立ち上がる】
始まるよ。
一瞬も座ってる隙ないよ。
気合いをポルノに見せるんだ!カモン!
【クラップをするときは腕を全伸ばしする】
ステージはいつも目線の上です。
ステージからも見えるように、腕をピンと伸ばした状態のクラップしかクラップとして認めない。
私は開演と同時に軍曹と化すのです。
【曲が終わってから気持ちを表現する】
まだ晴一さんがアウトロを弾いているでしょうがぁああああああああああああああ
ボーカルが終わったら曲が終わりじゃねえんだよおおおおおおおお
ああああああああああああああ
そんな感じで最後の一音が終わったら感情を表現するようにしていました。
ヒューとかクラップとかで。
曲中に怒ってるように見えるでしょうが、最大の敬意を持って曲をお見送りしている気持ちでした。
だって次いつ聴けるか分からないからね。
ツアーは長く続くようでいて永遠じゃないからね。
最後の一音まで逃したくないじゃない。ないじゃない!
【MC中は盛大に笑う】
フロアのADとかAPかと思うくらい笑う。
それは過度に笑うのではなく、単純に私がゲラだからそれを隠すことなく笑う。
だって、ライブ中に遠慮なんてしてたらいつ自分を表現するんだい?
大好きな人が目の前で喋ってるなら、それだけでハッピーじゃない。
ニマニマを隠すことなく聞いています。
MCの面白さ、ポルノしか勝たん。
【トイレは我慢しない】
ライブ中に尿意さんを催すこと、二、三回ありました。
軍曹である私は”漏らしとけ”と10代の頃は過激な意見を持っていましたが、途中でそれでは曲に集中できないと気づきました。
当たり前やんけ。漏らす前に気づいてよかったな。
トイレは事前に済ませておくに限りますが、もしも尿意が膀胱をノックしてきたらさっさとトイレに行くことも鉄則でした。
我慢すんな。
ライブ中のトイレは空いてるから一曲で帰って来れる。
【銀テープは隣近所で分ける】
分けよう。
1ライブ1本取れりゃいい。
最近では1ツアー1本でいいと考えが変化しました。
どうせ勿体無くてキーホルダーにはできなくて、家の箪笥に大事にしまい込むんだから、1本で十分なんだ。
皆さんの銀テープはどんな匂いがしますか?
私のはムシューダの匂いがします。
足るを知るとは銀テープのことだったんですね。
【ジャンプを促されたら足が棒になるくらい跳ねる】
昭仁さんがたまに「もっと!もっと!」とヘソをちらつかせながら跳ねますよね。
あれより跳ねたいんです。
あれに負けたくないんです。
彼は私より年上であるからして、若造である私が高さで劣るのはちゃんちゃらおかしいんです。
そんな対抗意識から絶対に高さで負けないようにしていました。
どこで負けず嫌い発揮しとんねん。
【生声の時は一瞬死ぬ】
アンコールの後にお二人がセンターに戻ってきてお気持ち表明してくださいますよね。
ああもうね、名前を呼ぶなんてもってのほかです。
私は一瞬死んでました。
どういうことかって?
例え衣擦れであっても、音を発して生声を邪魔したくないので息を止めてお気持ち表明が終わるのを待っていました。
そうすれば音を発しないで済む。
ポルノの為に一瞬死ねるなんて光栄でしょう?
by やばい宗教の人
【ライブ後:忘れ物はないか確認する】
あるんだよ、一回。
買ったばかりのパーカーを椅子の下に置き忘れて二度と取り戻せなかった経験が。
テレ朝フェスに行った時のことなのでポルノグラフィティ主催のライブではないのですが、ひどく落ち込みました。
あのもこもこのぱのよん(12th Live Circuit PANORAMA×42)パーカー、資源に還ったかな。
【ライブ後:アンケートは裏までびっしり埋める】
かつては紙だったので会場が閉められる時間まで書いていました。
なんなら、多ステしているツアーなら開演前から”前回書きそびれたこと”として書き始めていました。
ここら辺は私がハガキ職人であることが由縁になっているかもしれません。
本日のメールテーマに関するメールが思いつかなくても、とりあえずGmailを立ち上げろ。
そしたらなんか出てくるから。
そんな思いで、例え既に12回通ってる現場でもくるりとアンケート用紙を裏返してペンを走らせることからスタートさせていました。
ここまでアンケートに必死なのはもう一つ。
SWITCHツアー(7th Live Circuit SWITCH)のドキュメンタリーでアンケートを読んで笑うメンバーの映像を見たからです。
え、ない?
じゃあ俺の妄想かも、ごめんね。
その上、度々ラジオで「移動時間はアンケート読んでる」とお二人が口にしているからです。
「ラジオに来たメールは全部目を通している」なんて伊集院チックなことをお二人はこれまでおっしゃったことはありませんが、アンケートに関しては目を通している、と発言しているのです。
ってことはチャンス!
ダイレクトに愛を伝えるチャンス!
そんな思いで空白を埋めていました。
あと後半の方はアンケート用紙自体をかわいく仕上げることに熱心になっていました。
目立ちたいじゃん?
今は電子アンケートになったので目立ちたい願望は叶わなくなりました。まだ目立ちたいけどね。
文章で勝負しています。
かっこいいだろう?
【まとめ】
厄介オタクが、足るを知るBBAになるまでをお伝えしました。
学生の頃は一生懸命にライブを楽しんでいました。
学校に居場所がなかった私は、ライブ以外どこにも出かけない引きこもりだったのでライブ後は足がもげてもいいとばかりに己を表現していました。
今もどこかで、私のようにポルノのライブを本拠地としているファンがいるかもしれない。それはなんて素敵なことでしょう。
あなたのマイルールがあったら読みたいので教えてください。