オランダに住んでいる人(30歳・♀)が送る限りなく異世界オランダ日記。
【もう猫の話はしません】
オランダの都市部にて、またしても引っ越しの予感を感じながら忙しなく生活している。
最近気づいたことを覚え書きしたい。
私は両親と頻繁に連絡を取る方ではない。
それでも、1週間に2回くらいは母とラインのラリーがある。
その際、大抵が猫の話題だ。
また猫の話かよ、とブラウザバック(死語)は思い止まっていただきたい。
今回は着地点が安定の”猫ってかわいいよね”ではないので安心してほしい。
私がオランダで猫カフェ巡りに精を出しているので、それの結果報告が主だ。
向こうは、我が家で飼っている猫の近況報告が主だ。
つまりお互い”猫の報告といえばこの人”と決まっているのだ。
私はTwitter上でよく”今日は日本食を食べました(彩度の高い写真添付)”という海外在住の方の報告をよく見かける。
オランダに来てから、最初のうちは
「みんなこんなに日本が恋しいのだな」
と全く恋しくない自分を鼻高々もしくはサイコパスに感じていたのだが、そうではなかった。
日本的なものに触れたり、日本的なものを食べた報告はここ、と各々の中で決まっていて、報告の場所としてTwitterがよく選ばれているだけなのだ。
では、私はTwitterで何を報告しているか考えてみた。
博物館、映画、そしてラジオの感想だ。
私は短文でその物の魅力に感じたところを書き記すことが好きだ。
訪れた場所や観た映画の感想を報告する。
自分に向けての報告なので、リンクやスクショした著作権違反の画像はつけない。
それが私にとっての報告の場所としてのTwitterだ。
これでブログを終わろうとしていたのだが、どう考えても猫の発見報告としても使っているなと気付いてしまった。
添付写真が猫だらけだった。
どうやら”猫の魅力の報告”は会う人全員に伝えたいほど、私にとって重要らしい。