オランダワーキングホリデー情報局

オランダでのワーキングホリデー(2021-2022)の情報基地。毎年200人行っているはずなのに全員地球からログアウトしたのか、情報が少ないので立ち上げました。

【遠慮するな受験生】

オランダに住んでいる人(30歳・♀)が送る限りなく異世界オランダ日記。

 

 

【そんなに好きかよ】

 

オランダの都市部にて、予約してしまったブースター接種の日に怯えながら生活している。

 

先日私は友人の車に乗って買い物に出かけた。

 

移動手段は自転車だけの私にとって、車でスーパーに行けるのは大変ありがたかった。

 

車に乗り込む前、私は以前何度か見かけていた猫を見つけた。

 

さっさと車に乗る友人。

 

ねっこと戯れたい私。

 

運悪く、猫の隣には自転車に乗るご婦人がいたので、「にゃーちゃんやっと会えたね〜!」と猫撫で声で近づく勇気がなかった。

 

しぶしぶ車に乗り込みシートベルトをつけたところで、私は言ってしまった。

 

「猫見てきていい?」

 

「は?」

 

は?、を聞こえなかったことにして猫のいた家の入り口まで戻った。

 

既にそこに"にゃーちゃん"はいなかった。

 

ひょっとしたらあのご婦人が、自転車の後ろについているカバンににゃーちゃんを丸めて入れたのかもしれない。

 

そのくらい、たった数秒前のことなのに見る影がなかった。

 

私は恥を忍んで話しかけるべきだったのだ。

 

猫と戯れる時間と就職のタイミングは一瞬だ。

 

逃してはならない。

 

このことは肝に銘じて、次回のにゃーちゃんとの接触の機会を待ちたい。