オランダワーキングホリデー情報局

オランダでのワーキングホリデー(2021-2022)の情報基地。毎年200人行っているはずなのに全員地球からログアウトしたのか、情報が少ないので立ち上げました。

【鬱脱却!】

オランダに住んでいる人(30歳・♀)が送る限りなく異世界オランダ日記。

 

 

【ビタミンと半地下】

 

オランダの中部で、来月から借りられるシェアハウスに入居できる日を指折り数えながら日々を過ごしている。

 

私はホステルを出てからえらくピンピンして過ごしている。

 

もちろん働くことをやめたからであるが、(もちろん働くことは体力も精神衛生も乱されるという全人類共通の悩み)

 

 

それ以外に理由が二つあったので紹介したい。

 

逆手にとれば、これを避ければオランダではくさくさせずに過ごせる二箇条だ。

 

 

1: ビタミン剤

 

オランダに住んでいる先輩日本人に教えていただいたことなのだが、

 

日本にいると"日光不足"なんてどこ吹く風だが、ここオランダでは深刻な問題だった。

 

ホモサピエンスは日光を浴びないとビタミンを摂れない。

 

教えていただいてから、街を散策しているとショーウィンドウに「またこの季節がやってきました!さあさあ!」とビタミン剤が並んでいるのが目についた。

 

実はずっと前から私のそばに彼らはいたのだ。

 

私が、そんなネット記事を見たことがあるけれどまあいいかとビタミン剤をなめくさっていただけなのだ。

 

そういえばインターネットを徘徊していると、ビタミン剤の広告もよく出てくる。

 

教えてもらう前と後ではこんなに違うのだ。

 

 

ビタミンを摂り始める前の私は、冗談ではなく毎朝「起きてしまった..」と目が覚めていた。

 

その日に仕事があると余計にそう感じるのだが、休みの日でも「起きてしまった..遊びに行かなくては..」と何故か休日なのに後ろめたい気持ちで出かけることもあった。

 

さて、私がピンピンしていなかったもう一つの理由はここだ。

 

起きるとうっすら暗い。

 

ドミトリーなので誰かが引いてくれたカーテンから朝日が溢れている。

 

その朝日はダイレクトに私のベッドを直撃し、夏は日差しで目覚めることもあった。

 

 

ベッドの位置取りを間違えたと強く思ったが、唯一空いていた二段ベッドの下の段は譲れない。

 

そして、そんな強い日差しの季節はあっという間に過ぎ去った。

 

うっすら明るい朝、どんよりした朝。

 

24時間換気をしているが、なんせ6人いるので湿っぽい半地下のドミトリー。

 

私は何が私を不安定にさせたのか、はっきりはわからない。

 

しかしこう思う。

 

半地下はよくない。

 

半地下で生活することなんてそうそうないと思うが、地下は本当に気が滅入る。

 

住む機会も滅多な限りないと思うのだが、その滅多な機会に遭遇し続ける人生すごろくを歩んでいるので自戒を込めて言う。

 

半地下はよくない。

 

全力で他の選択肢を見つけて欲しい。