オランダワーキングホリデー情報局

オランダでのワーキングホリデー(2021-2022)の情報基地。毎年200人行っているはずなのに全員地球からログアウトしたのか、情報が少ないので立ち上げました。

【たまには真面目にコロナについて】

オランダに住んでいる人(30歳・♀)が送る限りなく異世界オランダ日記。

 

【障害物競走かよ】

 

今月、私はやっとオランダでコロナ接種証明書(QRコード)を受け取った。

 

8月に渡航した際には日本の証明書(紙)を持っていたにもかかわらず、オランダでは有効ではなかった。

 

その間私はバーに誘われたのを一回断らざるをえなかった。

 

こう聞かれたのだ。

 

「次の店はQRコードいると思う」

 

QRコード

 

それがこの国での接種証明書の呼び名だ。

 

9/26から、飲食店の室内に入るためにはQRコードが提示必須になった。テラス席ではいらない。

 

美術館や電車はこれには含まれない。

 

このルールは体感では発表から一週間で施行された。ものすごく早かった。

 

そして泡を食ったのは"EU圏外で接種した人"と"BSNナンバーのない外国人"だ。

 

このホステルだと、私とインド人だ。

 

「この街で打ったのに、発行できないってさ」

 

彼はBSNナンバーを持っているはずだが、何故だか発行してもらえなかったらしい。

 

EU圏外で接種したら発行するためにBSNナンバー取って、予約してユトレヒトの事務所まで行かないといけない」

 

週5で働いている私にとって、9時から17時まで1時間半かかる街に足を伸ばすことは難しかった。

 

おまけに必要となるBSNナンバーの発行は、自分の市の市役所では出来なかった。

 

さすが規模の小さい街。

 

結局、隣の市役所まで行く羽目になった。

 

その隣の市役所の予約、最初は11月頭に取れた。

 

10月初旬に予約したのにである。

 

そこから予約の更新ボタンを連打する日々が始まった。

 

なんとか一週間先に空きを見つけられたこと、奇跡に近かった。

 

ユトレヒトの事務所訪問は電話のみの予約だったので、空いている時間に電話するとすぐに繋がった。

 

空いている日付も直近で、スムーズに予約できた。

 

実際事務所に行ってみると、インテックス大阪のような巨大な施設に心斎橋BIG CATくらい少人数が集まっていた。

 

箱を間違えている。

 

数多の試練を乗り越えて私は無事に発行に至ったのだ。

 

 

さて、インド人の方はどうだっただろうか。

 

「市役所に電話したらさ、五日以内に封筒を送るだって。そこに番号が書いてあるから、それをアプリに入れたらQRコードが出てくるらしい」

 

めちゃくちゃ簡単だった。

 

っていうか、最初から調べておけば出てきそうな対応じゃないか。

 

私たち二人はお互いの健闘を称えグータッチした。

 

「コロナなら入れないの分かるけど、打ったのに入れてくれないのはおかしい」