オランダに住んでいる人(30歳・♀)が送る限りなく異世界オランダ日記。
【今週のお題「好きなお茶」】
ホステルに住み込みで働いているのだが、ゲストには有料のコーヒーと紅茶も私にとっては未来永劫無料だ。
しかしコーヒーは一日一杯と決めている私にとって、朝に仲間と喋りながら飲んだらその日の一杯が終わってしまう。
あとは紅茶がメインになるのだが、その紅茶は箱に入っている10種類をいろいろ試した結果、
ブラックティーに落ち着いた。
無糖のストレートである。
甘くないので、ウーロン茶と言われて出されても「いい香りのするウーロン茶だな」と違和感なく飲めそうなくらい無糖である。
ペパーミントやルイボスなど強く香って、オランダ独特の甘い甘いお菓子に合いそうなお茶は好きではなかった。
私は下戸なので、ビールを一杯飲むだけで動悸が早くなり、顔が赤くなる。
そのため二杯目は紅茶か水でレスキューしてもらっている。
たまに「ビールいる?」と聞かれて「紅茶でいい」と返しインド人に失笑されることがある。
先日日本からの留学生と知り合ったのだが、ホステルのバーに案内した時に「何飲む?」と聞いたらこう答えた。
「紅茶で」
私は目を丸くするオランダ人スタッフの前で「ほらね!私だけじゃないよ!」と口にした。
そもそもまだ9月なのに10度台になるクソ寒いこの国で、ビールなんて体が冷えて仕方ないのだ。
紅茶党がもっと増えればいいなと感じている。